今日も一番乗りだ!ヒロッキー

 #16ヒロッキーは練習のとき、誰よりも早くグラウンドに来て、荷物を運んだり練習の準備をしたりしてくれています。

 試合のときも誰に言われるでもなくバット引きをしたり、ファウルボールを取りに行ったりしてくれています。

 まさに野球選手の鏡ですね。

 ヒロッキーは幼稚園の頃から10年間水泳をしていましたが、高校では軟式野球部に。

 卒業後も野球チームを転々としていましたが、2023年4月に神戸新聞に掲載されていたダンデライオンズの記事を見て、体験入部。野球を楽しむチームの雰囲気が気に入り、即入部を決意しました。

 子どもの頃は人とかかわることが苦手で「独り言が多い」などと言われ、本人も親御さんもつらい思いをしたそうですが、野球を通して少しずつ成長しているとのことです。

「さあ、こーい!」と大きな声で叫ぶときは、「怒ってる?」と言いたくなりますが、特に怒ってるわけではないことが最近みんなわかってきました笑。

 また打席に立って内角をよけるときはいつもイナバウアーのように体を後ろに反らします「いやいや、そんなによけんでもいいやろ」とみんなにつっこまれています笑)。

 技術面でも最近は打撃面で空振りをすることが少なくなり、ミート力がアップ。守備面でも外野フライを補給する場面が増えてきています。休まず練習に参加し、今も週一でバッティングセンターに通うなど、努力していることが少しずつ成果として現れはじめています。まだまだ伸びしろだらけですね。

 普段はあまり笑顔を見せないので、表情からは楽しめているのかどうかわからないですが、ほぼ休むことなく活動に参加していることが、野球を楽しんでくれている何よりの証でしょう。

 これからも、持ち前のガッツあふれるプレーで、チームに良い刺激を与えてくれることを期待しています。

日本身体障害者野球野球連盟加盟 阪神ダンデライオンズ

ブンゾーさんのもとに集まった様々な個性豊かな人たち。野球をこよなく愛し、野球を人生のルーツとして歩んできた者。一度は野球というスポーツをあきらめた者。また野球が好きでたまらないが心身の理由から挑戦のチャンスが巡ってこなかった者など。様々な情熱が集まり兵庫県より全国へ野球の楽しさを広めようと「ダンデライオンズ」は結成。ダンデライオンズの野球を一度ぜひ御覧ください。ようこそダンデライオンズへ

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