強く優しく咲き誇ろう
2023年1月サポートグループである、株式会社アソビゴエの事務所一室に熱気が集まっていた。その部屋には野球を愛し、野球が好きで好きでたまらない者たちが集結していた。
しかし一般的な野球チームとは違い、車椅子の者、足がおぼつかない者など様々な障がいを乗り越えてきた強者達だ。ある者はプロ野球選手を目指し、甲子園を目指し、幼少期を送っていたが障がいという現実を目の当たりにした。ある者は車椅子だから野球が出来ないと挑戦のチャンスを逃していた。そんな中「様々な困難や壁があっても野球は見放さない」、「野球に情熱を注げる場所や環境を」と言わんばかりの熱意を与えてくれたのが特別支援学校教員でもある井上監督(チーム代表)であった。
ただ健常者に比べて障がい者が野球をする環境は厳しいものがある。片足でどうやって走塁する。片手でどうやって守備をこなす。障がい者が草野球チームで、しかも通常のルールで野球をするのは体力的にも技術的にもあまりにも困難や壁が多すぎる。はたまた特別支援学校には野球部が全国的に少なすぎる。
そんな状況で発足したのが障がい者野球チーム「ダンデライオンズ」
21人の個性豊かなメンバーが集まり今後、初めて、再び、野球に情熱を注いでいきます。
さて、どんなルールで野球を?障がいについて教えて!一緒に野球がしたい!など意見や疑問点が生まれてきたと思います。大丈夫です。今後、障がい者野球やメンバー、チームの目標や活動について更新していきますので、見逃さないようにお願いいたします。
【活動状況】
月2回~3回程度(土日)練習
月1回程度、障がい者野球チーム、少年野球チームや中学校野球部、一般の軟式野球チームなどと試合(予定)
練習場所
市の子公園グラウンド(須磨区)
神戸市立青陽須磨支援学校グラウンド(須磨区)
神戸市立灘の浜小学校・灘さくら支援学校グラウンド(灘区)
※障害の種別や程度は問わず参加できます。
※選手、チームのサポートスタッフも大募集中です。
筆者:幻の背番号「0」
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