安心と信頼の要・背番号「2」

ダンデライオンズにて初勝利・初ホーマーを収めた筆者ですが、筋肉痛は収まる気配がありません。

さて、若手の精神的支柱ともいえる大先輩の紹介をさせて頂きます。


あ、間違えた…。

彼は10歳の頃に2度の手術したのち、左股関節に障害を負い、片松葉杖生活となった。

野球は父の影響で興味があり、中学2年生〜高校2年生まで野球部に所属していたが、足に負担がかかるとの事で野球部を退部。

3度目の手術を終え、松葉杖生活から開放された時、インターネットで「身体障がい者野球連盟」があると彼は知った。即座に加盟チームに入り、野球の魅力にどんどん惹かれてた。同じ障がいを負った人と汗を流しながらプレイするのは最高の時間であったそうだ。

私生活もあり一旦は野球を離れた時期があったが、ある方から「一度、一緒に野球をしないか」と声をかけていただいた。それがダンデライオンズの前身でもある「Trickys(トリッキーズ)」だった。

もう一度、自分自身に合った野球が出来る喜び、尊敬出来る先輩達と野球が出来る喜びを噛み締めながらプレーしていた。

活動していくにつれて、世代交代や若手加入等でチーム目標や各個人目標も変わっていく中、当時監督であった井上監督から「新チームを作ろうと思う。また一緒にやらないか?」と声をかけていただき、次なるステージへのチャレンジを決断。

現在、井上監督が率いる「ダンデライオンズ」というチームである。

前身のチームとは違い、若手が多く、あまり野球を知らない選手が多い。

基本的な事を教えつつ、野球の楽しさや難しさを選手みんなに伝えていく。

その姿勢が筆者にはとてつもなく大きな背中に見える。

これから筆者とともにダンデライオンズを支え、盛り上げていく存在でありたい。年齢や障がいは関係ない。グラウンドに入れば誰しもが泥んこになりながら白球を追いかける。そして皆、笑顔で称えあう。そんなチームを作っていきましょう。


筆者:幻の背番号「0」

日本身体障害者野球野球連盟加盟 阪神ダンデライオンズ

ブンゾーさんのもとに集まった様々な個性豊かな人たち。野球をこよなく愛し、野球を人生のルーツとして歩んできた者。一度は野球というスポーツをあきらめた者。また野球が好きでたまらないが心身の理由から挑戦のチャンスが巡ってこなかった者など。様々な情熱が集まり兵庫県より全国へ野球の楽しさを広めようと「ダンデライオンズ」は結成。ダンデライオンズの野球を一度ぜひ御覧ください。ようこそダンデライオンズへ

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